宮良部落に「名馬・赤馬」がおり、評判を聞きつけた首里王庁から「名馬を献上せよ」との令達書が届く。しかし赤馬は国王の意のままにならず、馬役と馬主は打首の刑に処されることに。
そこに駆けつけた師番に乗馬された赤馬は素晴らしい足取りを国王達に見せ、激賞・讃嘆された結果、刑を免じられた。赤馬は主と不離一体の名馬であるとされ、赤馬は主に返された。その時の喜びを即興で謡ったと伝えられいる。当時村民が赤馬を見送った岡「馬見岡」と称して碑が建てられた。
一、赤馬よ いらすぃざ
足四ちゃぬ
どぅくぃにゃふ
生りるかい赤馬
すでるかい足四ちゃ
沖縄主に 望まれ
主ぬ前に 見のふされ
二、いらさにしゃ
今日ぬ日
どぅくぃさにしゃ
くがに日
ばんすでる今日だら
羽むいるたきだら
住所 | 石垣市宮良 |
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アクセス | 石垣空港から車で16分 |