由布島

由布島は、対岸の西表島から約400mの海を渡った距離にある。

海抜は1.5m、周囲約2km、面積は4万坪(東京ドーム約3個分)。島は砂州からなり、遠浅の海に囲まれどこを掘っても真水が湧く不思議な島。

その昔は、竹富島や黒島から西表島で稲作をする際に仮小屋があった程度。終戦から島の人口は増えて一時期は学校もあったほど。その後、台風の甚大な被害を受け人口も激減。

残った3世帯の中に初代園長の、故・西表正治さんと故・ハツさん夫妻がいた。「将来この島を誰でも訪れてまた来たくなる島にしよう!」と、二人で10年の歳月をかけて荒地を切り開きヤシの苗を植えて1981年に「亜熱帯植物楽園 由布島」として開園した。

そして開園当初から好評の水牛車は、昔から由布島と西表島を農作業や運搬に使われた乗り物が今日の代名詞になっている。

住所 八重山郡竹富町古見
アクセス 大原港から車で20分

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